2008年11月22日土曜日

粋だな~!

恥ずかしくて値切りなんて…いまドキッ酉の市、熊手に“値札”
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081122-00000035-yom-soci


「いまドキッ酉の市」というタイトルはなんだか80年代アイドルの歌を髣髴させる古臭い文句だけど、じつにスカッと気持ち良い感じ。おばはん、いいよね。俺はこういう人が大好きなんです。

なんかいつものこの図式

だから酒は麻薬ということ。

人をはねて数キロも引きずり回すって心底トチ狂ってるよ。

俺は酒を飲まないのでしつこく言おう。酒の麻薬効果は大麻以上にある。感覚的なことなので、以上に、と断言するのもなんだが、犯罪を犯す危険性は酒の方が高いらしく、いちおう科学的根拠もあるようだ。

大麻に関する傾いた記事があふれ出してから、もうずっとウンザリし続けてきたんだけど、ようやくまっとうな記事が出てきたので紹介しておこう。



大麻は本当によくないのか 内外からの異論で話題沸騰
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081117-00000005-jct-soci



もう、ごく当たり前だよね。なんで最初からこれが出てこないのかが疑問。ヤフーニュースのコメント欄も見てるとイライラしてきてさ。扇動されやすい日本国民をみてると、そらあんな戦争をしたわけだと思ってしまう。イタリアかどっかの大聖堂か何かに落書きした時もそう。みんな大声で批判してしまったけど。それを外国人がとっても冷めた感じでみてたよね。

なんかいつものこの図式。
純朴で単純なのはいいけど、ここまで事の本質を見抜こうとしない人々ばかりだと思うと正直だいぶ不安になる。

大真面目に悪ではない何かををとっ捕まえようとしてしまう。
少し悲しいこと。



イライラあまって、前回の書き込みはついつい、権力と大麻の問題を混同させることになってしまった。
なので、
なので?ついでに今回もその調子でいきたいと思う。


どうやら、自民党のやり方は中国共産党が見習っているらしいんだ。
これは中国在住の高校時代の同級生、めすずまも言っていた。

なんでか。
日本の官僚、政治家が巧みに大義名分を掲げ国民を翻弄し、自分たちの既存の権益を守り続けているから。
官僚や、世襲議員たちは自尊心がたくさんあるから、フェアな世の中になることをとても恐れている。
そして、悲しいかな本質を見抜けない国民は知らず知らずのうちに、そんな彼らを後押しすることになってしまう。

この図式。
なんかいつものこの図式。

本当の正義ではない正義を正義と思い込んでしまう。
ずっとずっとその繰り返し。
これは日本人そのものの気質のような気もするので、難しい問題。


改革だ!と大声を張り上げた小泉さんたちの作り出したこの現実もまああまりよいとはいえない。
これとか。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/197507/

ただ、この現実の世知辛さは、政治のせいだけではない。
そこには技術の進歩によるものも多分にあると感じる。
これはまたいつか書こう。


、、、もうだめだすごく眠い。

今夜はオリオン座を見ながら、眠りに落ちよう。

それでは。

2008年11月16日日曜日

変わらないルールはない

大麻を悪と決め付ける記事を書く記者は、きっと、大戦中に遡れば、そこで、日本万歳と大声で叫び、平然と侵略戦争を肯定する記事を書いていたんだろう、と想像されてしまう。

大学に悪しき大麻が蔓延していると、それを嘆くような論調の記事が目立つが、それが本質的に嘆かわしいことなのかは、はなはだ疑問に感じる。どの記事を読んでも、大麻が合法でないことは書いてあるが、なぜ合法でないのか、なぜそこまで取り締まるのかはまったく書いていない。あそこまで無根拠に論じられると、逆に不審に感じるのは俺だけだろうか。

おそらく、ビール業界は大麻は違法であるべきだと願っているだろう。簡単に安価に栽培できる大麻が合法になったら、それなりのダメージを受けるだろうから。そういう意味では、これら一連の大麻を気嫌う記事は、ビール業界の圧力かもしれない。とも感じる心もゼロではない。


権力はどの時代も、自分たちに都合のよい神話や歴史やルールを作ってきた。それを疑う目を持たなければならないのは、北朝鮮やイラクを見ていれば分かること。いや、アメリカを見ていても分かること。いや、日本そのものを見れば十分に分かること。

そもそも、今僕らが考える、合理的な宇宙観を築き上げたのも、与えられた常識、ルールを疑ったところに始まる。気を抜けば、僕らが文明と呼ぶそれは、自己中心的な世界観を作り出してしまう。この王家こそが中心、この権力、国家こそが中心、地球こそが中心、太陽系こそが中心、という。そして、どの時代も、新しい合理的な価値観を受け入れるのには苦しんできたようだ。


想像力の欠如 大麻で転落“高偏差値大学生”の末路
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081116-00000508-san-soci


「もはや性善説も限界を感じさせる状況だ」とかっこよく締めくくっているつもりかもしれないが、では、この記者は何を善と思っているんだろう。大麻がどう悪なのかを論じることなく、法に反するとしか述べていない。それから親の時代の良識と比べてもたいした意味をなさない。

大麻の吸引は、想像力の欠如から起こるんだろうか。真実を見極めようとする模索と違うんだろうか。
真実を知る権利は誰にでもあるはずだし、僕らがそういう欲求を持つのも、宇宙から生まれた派生物としてごく普通のような気がする。目の前に真実があれば、多少のリスクを犯しても、それを知りたいと思うのはごく当然じゃないんだろうか。真実を追求してきたからこそ、僕らの今の世の中があるんじゃないんだろうか。


結論を急ぐけど、僕らがたった今信じている正義が、どの時代においても正義であるとはいえない。社会に生きる以上、ルールを守ることは大切だが、それを鵜呑みにするのもどうかと思う。鵜呑みにすれば、カルト教団の信者と大差ない。

インターネットにより、この世界には情報が溢れている。きっと僕らは僕ら自身の目で、ルールの真偽
を見ぬかなければならないんだと感じる。

そしてどの時代も、老朽しかかった権力はそれをもっとも恐れている。


http://asayake.jp/

2008年11月4日火曜日

なぜ月はあるのか

HOWでなく、WHY。

どのようにして月があるのか、ではなく、なぜ月があるのか。という話。
それは、なぜコガネムシがうちの玄関付近によくいるのか、というのと同じ。
それは、なぜ僕らが生きているのか、というのと同じ。

どのようにしてコガネムシが玄関付近によくいるのか、
どのようにして僕らが生きているのか、そういう簡単なことではない。

HOWの方を、現代科学が解き明かそうとするイージープロブレムといい、
WHYの方を、形而上学が追求しているハードプロブレムという。

いいのかな。
学術的なことはよく分からない。


週末、ずっとずっと前から目をつけていた陣馬山をだらだら歩きながら、あまりにその距離が長いのでそんなことを考え続けた。
高尾山までおよそ16kmほど。毎度の無計画さがよくないのは分かってんだけど、ほんとにひたすら平坦で長くて驚いた。
これ以上にマウンテンバイクに適した山道があるんだろうかという程、山中、高低差がなかった。
休日は混んでるので、平日行きましょう平日。だれか。


さて。
こんなことをいうと、引いてしまう人もいるんだろうけど、やっぱり宇宙は子供を産みたがっているんだと思うんだ。僕らの欲求は、すべて、ビッグバンを起こして次の宇宙を生み出す方向に向けられているんじゃないかって、最近ふと考え、ほとんどそう確信していたりする。
星を眺め思いを馳せるのもそう、法則を見出し、宇宙のメカニズムを解明しようと試みてきた数々の文明もそう、僕らが異性に興味を持つのもそう。自然を守ろうとするのもそう。利己的遺伝子の法則という言葉もあるけれど、それではなぜ生命はDNAを未来へ運ぼうとするのか、という問いには答えられない。

核もその一歩だと思うんだ。ここでいう核は決して兵器としての核ではない。ゴールへの過程の核ね。

今度、ヨーロッパかどっかで、小さいビッグバンを起こして、無から生まれたとされるこの宇宙の初期を再現しようとしているそうだ。その実験の目的は、その謎を解明すること、らしい。

でもそれは手段だろう。本質的な目的はやっぱり宇宙がビッグバンを欲しているんじゃないかと思えてならない。今のところ。



なぜ、月はあるのか。
なぜ、コガネムシが玄関前に居、僕らが生きるのか。

それは可能性のひとつなんだと思う。
僕らはきっと、均等に可能性を模索するという使命を与えられているんだと思う。

だから、可能な限り可能性を模索すると宇宙の流れ的にいいような気がする。
それを人は、努力っていうのかもしれない。

ウエンツもこういっている。
「奇跡は偶然じゃない」
「努力したからこそ、奇跡が起きる」
「努力しない人に奇跡は起きない、努力しない人にラッキーはない」
と。

知ってる?ウエンツ瑛士(必読)

てっきり彼がジャニーズの一員だとばかり思っていたけど、違ったんだね。というかむしろ断ったと書いてある。ちょっと彼、面白いな。


うーん。
いつでも話はエンドレスに長くなりそうなので、寝ます。