2010年10月25日月曜日

仕事を奪い合わない

いつも言っていることだけど、僕らが生きる上で最低限必要なモノは限られている。
昔ながらの言葉で言うと、衣食住。
これらを提供する行為がいわば仕事といえる。

一方で、この仕事が日ごろの僕らの努力により、効率化され続けている。
今どき摩擦で火を起こす人間はいない。

最低限必要な仕事量は一定なのに、それに必要な労力が減ってきている。
この先、このまま行けば仕事の奪い合いが起きてしまう。


究極的には世界にその機能が1つあればよいのだから。

今はまだ、誰かが開拓した道を歩くだけでも仕事と見做され対価が支払われるけど、
今後はよりいっそう、その価値が落ちてくる。


グローバル化、効率化はぐいぐい進んでいる。
今、気付かない人も、この先身をもって知ることになる。

って、まあ、偉そうだけども断言しておこう。

ひとつの策は、ワークシェアリングである。
不毛な奪い合いはせず、労働は3日くらいに抑え、後は適当に遊ぼうじゃねーか!というもの。


会社だって合併すればいい。
それぞれの企業でこぞって似たようなものを開発しても無駄である。
似たような道を開拓しあっても人類に利益をもたらすとは思えない。
協力すればより短い労働で、よりよいものを作ることができる。


それと。政治。
この現実に政治がついていかないと、
いや、俺について来いくらいの気概でやってくれないと、
社会全体が不幸になると思うのです。

2010年10月24日日曜日

整理解雇は間違い



日航 機長目前、悪夢の中へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101024-00000004-maip-soci

後一歩で機長になれた副操縦士が、整理解雇となったとのこと。

パイロットの年収は、副操縦士といえど一般サラリーマンと比べれば十分にいいだろう。
だから、突然の解雇により家計が成り立たなくなるということはないかもしれない。

が、イチかゼロ、来月からあなたはクビです、というのは間違いだと強く感じる。

#このクビ。やっぱ我々が世界最大の首狩族だった名残りか?

整理解雇は、その会社に正当な評価機能がないがゆえの産物だと考えている。
それまで働いていた人の能力が、翌月からゼロになることはない。

能力は、フェードイン、フェードアウトである。
野球選手のように、活躍できる年もあれば、そうでない年もある。

にも拘らず、日本ではどうも未だ実体にそぐわない年功序列が続いている。
大きな声では言えないが、自身働いている会社もそうなんだろう。
断言はしないでおこう。

しかし、若者と大差ない働きに対し、不相応な報酬を払ってしまったら、整理解雇の対象となるのは時間の問題である。
一般論。


情報網の発達により、グローバル化が勢いよく拡大している。
よいものはより短時間に発見され、関心、需要が集まってくる。
この辺、インターネットのなかった時代とは明らかに異なる。

あらゆるものがより短時間により実際的に反映される世の中になってきている。
実体を正しく評価できなければ、みんなが不幸になってしまう。

ということで、儒教がもたらした思想かなんかは、知らないが、

盲目に目上の人を敬い、従うことは、直ぐにやめる。
それから、みな、日々正しい評価を下す訓練をし、実践する。
自分が至らなければ、それを真摯に受け入れる。
至ったとしてもそれは殆ど偶然によるものなのだから、社会に還元することを忘れない。



簡単に言うと、正しいことをする、ということです。

厳しいか!?

でもそういうことだと思うんです。
突然首切りを宣告してくるような組織が嫌ならば、

その船を沈めたくないならば、評価の訓練&実践です。

2010年10月11日月曜日

森に囲まれた二畳の家

期せず周ってくる保守当番が土曜日にあったため、本日は代わってお休み。
(これ、先週の月曜日に書いたもの。投稿ボタン押し忘れ。)


午前中、ピアノを弾いた。
頭にイメージした、流れるようなラテンジャズ系メロディーが、この指を経由するとどうにもいかん。
エレガントだったはずのメロディーが完全にすっ飛んでしまう。

期待通りの音が出ない不満は少なからずあるんだけど、ピアノの音はそれなりに心地よく、
眠りに落ちてしまった。


ところで家がほしい。
車もほしい。

そういう年齢になったというか、それくらいしかもう買うものがない。物理的なものは。
雑貨屋大好きなんだけど、もはやこの狭い家にないものはなく。

こげ茶色のソファーがほしいと思ったら、今のソファーを捨てなきゃいかんし。


もし家を手に入れるのであれば、できれば怪物君ちみたいな庭がほしい。
現実、あのサイズの庭は無理なのでせめて木々に囲まれたうちに住みたい。
でも、what a little money I have!!なので、普通の大きさの家+木々に囲まれることは困難そう。
逆算すると、家は二畳、地下一階、地上三階+物見やぐら程度になりそうか。

決してネガティブなイメージではない。
ツリーハウスのような興味深い形になると想像しています。

が、収納が必要ですね。トイレと風呂も。

でも、やっぱできるなら、リビングは三十畳あるといい。
窓の向こうには木々が見え、ピアノも遠慮なく弾け。時には歌も大声で歌いたい。


Green heart of Europe


ところで、Green heart of Europe(欧州における緑の中心地)と聞いてどこの国をさすかピンときます?

ルクセンブルク。
って知るわけないよね。俺もさっき知りった。

ルクセンブルクといえば、ベルギー、オランダと共にベネルクス三国を形成している国だよね。
しかしベネルクス三国の意味が分からない。
すっかり遠い昔の出来事。

最近、中国のGDPが日本を上回り、世界第二位になった。ところが、人口が十倍いるわけで一人当たりにすると、日本の十分の一程度。ってみんなも周知と思うのだけど、では、日本の一人当たりのGDPが世界で何番目か。



アメリカに次いで2番目?

ちゃいます。IMF の一人当たりの GDPによると、17番目です。

#でも、いつか見たときは二十数番だったのであがっていますね。
#その時は、シエスタ(昼寝タイム)のあるスペインより下だったから愕然としました。
#日本人、あんなにクソ働いているのに・・、と。





アメリカは9位です。

そして1位がなんと、ルクセンブルク。
一人当たりの生産量、日本のおよそ2.5倍。


んで、かつ、Green heart of Europe。
となると、みんな怪物君ちみたいな家に住んでるのか。


GoogleEearthで調査しました。


たしかに緑が多い。
軽井沢の別荘で働いているような感じか。
森の香りがどこそこともなく漂ってそうだ。


俺たち、こんなアスファルトジャングルに生きているっていうのに。
生産量は、10分の4ってことか。単純計算すると。


かー情けない。


俺も森の中に住みたいです。UAの家は焼けてしまったけど、森の中の自宅件スタジオ。素敵です。


るーるるるるーと。キツネを呼べたら最高です。