えっと、俺は中学までは数学が超得意だった。それから国語がダントツ苦手だった。
けど、暗記が苦手で、総じて記憶する学問が嫌いだったので、大学は、直感だけで試験が通りそうな文系に進んだ。(高校の数学は公式を記憶する学問という印象。)
もう少し真面目に勉強し理系に行っていれば、もう少し違った今があったに違いない。
なんていう言い訳がまし気持ちがずっとゼロではなかったけど、それは妄想に過ぎなかったと、文系に進んで正解だったと最近仕事をしていて思う。
理系のみんなは知っているかもしれない回帰分析とかベイズ推定を用いた研究?をここ3ヶ月ほど某大学の教授とやっている。大学の数学は、なるほど~!!と今さらながら納得することも多々あるけど、公式がひどい。
勧められるがまま本を3冊買った。
「入門ベイズ統計―意思決定の理論と発展」
「ベイズ統計学入門」
「入門 医療統計学―Evidenceを見出すために」
ペラペラめくるだけで十分。
これが噂の相対性理論ですか、と聞きたくなるような公式が頻出する。
どれもこれも数学に頓挫した高校時代の挫折感を蘇らすには十分。
代数幾何
微分積分
サインコサインタンジェント。
ああ走馬灯。
決して覚えたくない。
覚えてはいけない。
見てもいけない。
そういえば、数学の時間は中抜けしてよく床屋に行った。
校門で五月蝿い先生が見張っているときはフェンスを越えるなどしたもんだ。
そう、あの頃から既に自分で髪を切ることをトライしていて、時に左右不均衡になることがあった。
その床屋は切った髪の量で値段が決まった。
バランスを整えるだけなら200円。
全体的に切ってもらっても500円。
髪の多い友達は800円した。
その値段の差を友達は悔しがっていた・・(^^;
俺、あの頃、まだまだ直毛だった・・
話は戻り、数学は奥が深い。
でも俺の言葉ではその奥深さは語れない。
過去に発生した無数の事象と結果・・・・標本
結果ごとに有意といえる事象の列挙・・・回帰分析結果
標本、回帰分析結果を踏まえれば、
今回の事象から、起こりうる結果(未来)をベイズの定理により算出されるはずである。
なんとなくそういう感じです。
この結果は、僕らの直感が間違っていることを未来永劫証明し続けることになるかもしれない。
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