2006年12月4日月曜日

浦和が優勝する日が来た

土曜日、ついにその瞬間が訪れた。
Jリーグって思えば高3の終わりに始まったんだ。たしか。
当時の浦和のレベルは、ことサッカーに関してはど素人だった俺が見ても、相当にいけてなかった。
ディフェンダーがボールをどかーんと、何となく前の方向の遠くへ蹴るシーンが何度も何度も繰り返された。

回顧してるよいま。

そう彼らはいつだって力いっぱいボールを蹴ったんだ。
遠くへ蹴った分だけ相手が次にゴールまで攻めてくる時間を稼ぐことができた。
蹴り上げるボールに他意はなく、クリアそのものであり、浦和の攻撃につながることは偶然以外になかった。

なのに時折点が入った。
3点も。
たしか、1シーズンに全部で3点もだ。
おそらく福田のPKも含まれていたと思う。
福田のPKは事実じゃないかもしれないけどそんな気がしてならない。

それまで改めてテレビ埼玉を見る機会はほとんどなかったけど、浦和の試合はけっこう見た。
見るたび、呆れるほど弱かった。
次第に阪神ファンの気持ちがなんとなく分かるようになっていった。


あれから10年以上たったのか。
日曜日、わけあって実家に帰った。
百合ヶ丘で購入したスポーツ新聞を埼京線の中で広げると、周囲の人がスポーツ新聞を読んでいることに気づいた。
よく見ると、俺の右の彼も、その右の彼も、満足げに赤い紙面を広げて新聞を読んでいた。

たしかにセルジオの言うとおり、浦和には五人の外国人がいるように見えるけど(アレックス、トゥーリオ、ポンテ、ネネ、ワシントン)、現代日本人の下手なサッカーをよりは見る価値あるんじゃないか。

とはいえ、ジャスコもスーパーもどこもかしこもめでたい優勝記念セールばかりだ。Jリーグが始まってからの年数分、この余韻に浸りたい。

そしてこの町の情熱もしばらく冷めそうにない。

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