2006年12月28日木曜日

意味わかんない!

という人がいるけど、そういう人には意味が分かるまで説明することにしたんだ。

うざいし!
という人には、しばらく待った後に「で、なに?うしざいし何なの?」と聞くことにしたんだ。

ありえない!
という人には、「あってはならない」に言い直すよう指摘することにしたんだ。

えー、あってはならねー

のほうがいいよな。俺はこういう方が好きだ。
やっぱ人生、いちいち可笑しいことを言うべきだと思うんだよ。

ありえない!意味わかんないし!

という誰かの声が聞こえる気がする。
ま、どうでもいいか、そんなの。

そろそろ帰宅していいかな。

まだ14時半だけど。俺、仕事納めだし。

2006年12月24日日曜日

きっと君はクリスマスイブ

12月24日だからって特にキリスト誕生の前夜祭を行う必要もないんだろうけど。
きっと君はこない一人きりのクリスマスイブ、うぉおお~みたいな、なんとなくセンチメンタルな日ってことになっている。
わが国では。



一人ぼっちのクリスマス

秋はどこへ?今や吐く息も白い
肩幅狭めて寒さをこらえながら
君の忘れていったマフラー首に巻いた

かじかんだ両手をポケットの奥で
暖めながら君を思い出した
それでも風が心まで冷やし続けていく

降りしきる雪で町はこれ以上ないクリスマス
一人ぼっちで街頭にもたれてる
あの子の夜空もこうして雪が舞い降りてるだろうか
左耳に残るあの歌を口ずさんだ

口を大きく開けて笑ってみたいんだ
確かあの時は腑抜けた僕の顔で
こらえきれず笑い出した君がいたんだ

気付かぬ間に僕らは立ち止まっていたのか
壊れかけてく階段を上りきれず
今凍えても僕のそばに君はいないんだ

僕は帰る道をもはや
忘れてしまったかのように
行く宛てもなく街道を歩いてる

あの子の記憶の中では
僕はもう思い出なんだろう
今は誰かの優しさに触れてるんだろう

降りしきる雪で町はこれ以上ないクリスマス
一人ぼっちで町並みを眺めてる
ああ
左耳に残るあの歌を口ずさんだ



懐かしい。
改めてタイプしてみたんだ。
当時、誰かにまるでマッキーの歌詞のようだと揶揄されたもんだ。

それと音の面で言うと、本当は伴奏をハモンドオルガンにしたかったんだ。
そっちのほうが絶対に決まったと思うけど、結局暫定で作成した自動伴奏+ギターのまま今に至ってしまう。

#最後のほうが音程狂ってるのは置いておくよ

正直、もうこの手の曲は自分自身飽き飽きしてる。
だから、気付いている人もいるかも知れないけど、リンクからたどれる魂のカテゴリーはUmm。
これは「うーむ・・・どうなんですかね。」という意味。
そんなの俺にしか分からないです。すいません。

でもあえて当時の心境を語るならこうだ。

俺の場合、満たされないことが快感だったりするからさ。
人生において問題はないよりあった方が刺激的だし、テレビドラマを見るよりも自分の生活そのものをドラマチックにしてしまい、主人公を演じ切るほうがよっぽど楽しいと思うんだ。

今も変わってないかな。

さて寝る

2006年12月22日金曜日

赤い魂

浦和のファンなの?

そういうナンセンスな質問をしてくる人がたまにいる。浦和で生まれ、浦和で育った俺が川崎フロンターレを応援できるかよ。

しかしなぜここで川崎フロンターレ。とおれすら思ってしまうけどぼく一応、川崎市民なのだ。

それにうちの会社、どういうコネがあってかフロンターレのスポンサーになっているようなんだ。社員はまず知らない。どっかの熱狂的なフロンターレファンがそれを教えてくれた。だが、それによって何かが変わることはない。

それから同じ赤色をチームカラーにしているのが広島東洋カープだ。言うまでもなく俺のひいきのチームだ。近年しばらく弱い。浦和と違って目立たず地味に弱い。今オフは黒田の残留話が美談として盛り上がっている。これ以外明るい話は特にない。広島ファンで有名だった元極楽山本も犯罪者になってしまった。今は八百屋で働いているらしい。それから俺が中学生のころ活躍していた佐々岡がまだ引退していない。それどころか2006年シーズンはカープ投手陣の中で唯一ローテーションを守り続けたのが彼らしい。なんとなくそれが広島の戦力のすべてを物語っている気がする。

余談だが元広島のソリアーノは今年もメジャーリーグで大活躍した。メジャー史上最速の200本塁打、200盗塁を達成したほか、メジャー史上4人目の40本塁打、40盗塁もやってのけた。

それと今後気になるかもしれないもうひとつの赤い魂がボストンレッドソックスだ。今オフ世界的に大ブレークしたマッツーこと松坂大輔の所属球団である。彼が日本の宝と言われるほどずば抜けた選手なのか甚だ疑問ではあるが、成年男子だというのにどことなく卓球の愛ちゃんみたいな顔をしているところは憎めない。しかし、レッドソックスは強いんだよ。松坂話でレッドソックスを知ったにわかな面々はしらんだろうが、デービッドとマミーは近年ではもっとも破壊力のある3番4番だ。

マミーってなんかいい。でもいつの間にかマルチネスがいなくなってるんだね。

ということで2007年は赤から目が離せない。

共産党のアカではないです。

2006年12月4日月曜日

浦和が優勝する日が来た

土曜日、ついにその瞬間が訪れた。
Jリーグって思えば高3の終わりに始まったんだ。たしか。
当時の浦和のレベルは、ことサッカーに関してはど素人だった俺が見ても、相当にいけてなかった。
ディフェンダーがボールをどかーんと、何となく前の方向の遠くへ蹴るシーンが何度も何度も繰り返された。

回顧してるよいま。

そう彼らはいつだって力いっぱいボールを蹴ったんだ。
遠くへ蹴った分だけ相手が次にゴールまで攻めてくる時間を稼ぐことができた。
蹴り上げるボールに他意はなく、クリアそのものであり、浦和の攻撃につながることは偶然以外になかった。

なのに時折点が入った。
3点も。
たしか、1シーズンに全部で3点もだ。
おそらく福田のPKも含まれていたと思う。
福田のPKは事実じゃないかもしれないけどそんな気がしてならない。

それまで改めてテレビ埼玉を見る機会はほとんどなかったけど、浦和の試合はけっこう見た。
見るたび、呆れるほど弱かった。
次第に阪神ファンの気持ちがなんとなく分かるようになっていった。


あれから10年以上たったのか。
日曜日、わけあって実家に帰った。
百合ヶ丘で購入したスポーツ新聞を埼京線の中で広げると、周囲の人がスポーツ新聞を読んでいることに気づいた。
よく見ると、俺の右の彼も、その右の彼も、満足げに赤い紙面を広げて新聞を読んでいた。

たしかにセルジオの言うとおり、浦和には五人の外国人がいるように見えるけど(アレックス、トゥーリオ、ポンテ、ネネ、ワシントン)、現代日本人の下手なサッカーをよりは見る価値あるんじゃないか。

とはいえ、ジャスコもスーパーもどこもかしこもめでたい優勝記念セールばかりだ。Jリーグが始まってからの年数分、この余韻に浸りたい。

そしてこの町の情熱もしばらく冷めそうにない。