標高の高いところにいくと、空の青さを見せ付けられる。
現代人は、フォトショップとかで画像を加工する癖があるけど、
ほんまもんの景色にそういう技術は不要だ。
ありのままの美しさ。
作ったり、飾ったりせず、
着の身着のままありのままなものに惹かれる。
そういう意味で有名な観光地はあまり好きになれない。
そこには人間の欲求がうごめいていて、
真の姿は余計な化粧で覆われてしまっている。
人間の欲求はとかく息苦しい。
それより、なにか、ふと、
予期せず出会えたような、
無防備な、
自分すらそれが何かを認識できていないような、
そういう無欲さの中にこそ、美しさを感じてしまう。
それは自らを言葉で表現しようとはしない。
また、それは何かの犠牲の上に成り立つものでもない。
世の中には意外とこういうもんは多い。
自らを売り込んではこないからなかなか気づきにくいんだけど。
でもそれに気づくことができれば、
この世の中、日々感動だらけかもしれない。
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