2008年8月17日日曜日

空はいつも青い

標高の高いところにいくと、空の青さを見せ付けられる。
現代人は、フォトショップとかで画像を加工する癖があるけど、
ほんまもんの景色にそういう技術は不要だ。

ありのままの美しさ。

作ったり、飾ったりせず、
着の身着のままありのままなものに惹かれる。


そういう意味で有名な観光地はあまり好きになれない。
そこには人間の欲求がうごめいていて、
真の姿は余計な化粧で覆われてしまっている。

人間の欲求はとかく息苦しい。


それより、なにか、ふと、
予期せず出会えたような、
無防備な、
自分すらそれが何かを認識できていないような、
そういう無欲さの中にこそ、美しさを感じてしまう。

それは自らを言葉で表現しようとはしない。
また、それは何かの犠牲の上に成り立つものでもない。


世の中には意外とこういうもんは多い。
自らを売り込んではこないからなかなか気づきにくいんだけど。

でもそれに気づくことができれば、
この世の中、日々感動だらけかもしれない。

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