2009年6月25日木曜日

政治とか。

いまさらだけど。

維新後は徳川の名を名乗れば不利ということで多くはそれと名乗らなかったと聞いたことがある。
現政権は、維新を起こした薩摩長州から首相を不均衡に輩出している。
彼らは今やキューバ革命後に政権にしがみ付いたカストロと同じである。

時は巡り、また、同じことが起こりそうだ。

やっぱ人相学は正しかったのかもしれない。彼の口が曲がるにも相応の何かがあるんだろう。

そしてまた、さらに時が巡る。
いつかまた、今回のようなことが起こる。

革新派にもぐりこんだ保守派の仮面は、ぜんまい仕掛けのオルゴール。
音色がやんだとき、フェアとは言いにくい偏った顔が現れる。


そしてまた、さらに時が巡る。
いつかまた、今回のようなことが起こる。

歴史が繰り返されるのは、僕らがこの宇宙に生きているから。
この宇宙の定数が生み出す宿命のような気もする。



ところで、次の変化はいつ訪れるか。
維新がおきてから、およそ150年後だから、また次の150年先か。


いや、違う。
これは自信を持っていえる。

次の変化はもっとすぐ訪れる。

75年後かもしれないし、
30年後かもしれないし、
10年後かもしれないし、
5年後かもしれない。

まず150年は掛からない。

近い将来、1分間にこれまでの1世紀分の進化が起こるようになるという話もあるほどだ。


例えば、そんなとき、議員はいるんだろうか。
きっと仕組みそのものが変わっている。

代議士が国民の意思を代弁するのが非効率であることが、その頃にはみんな気づいていると思う。

tarawaという場所

うちに帰ると台所の電気がついていた。

「いや。そろそろ帰るかと思って、つけておいたんだよ。」

適当な言い訳をした。

ところで。
Googleマップで世界を巡回するのはある意味趣味といえる。
それくらいの時間を費やしている。
地図から現実を思い浮かべる術はすし屋の出前時代に散々鍛えたし、
そもそも祖父が大の地図好きであったことを母から伝えられ、俺は記憶力は驚くほどないけど、
そういうなんかよく分からないけど、地図のイメージング力は生まれもってけっこうあるほうなのかもしれない、と勝手に思う部分もゼロではないし、
一旦Googleマップを見出すと北へ南へ東へ西へグイグイ進み、時が経つのを忘れてしまう。

本日は、イタリアに始まり、ふと気づくと、太平洋上の妙な形の島々の上を巡回していた。
巡回ってなんか。おまわりさんみたいだな。

さておいておき、その島々、遠浅の海に輪郭がギリギリ浮かんでいるのだ。
くの字だったり、コの字だったり、への字だったり。
それからワの字だったり、ロの字だったり。
分かるかな、染色体とか、ミドリムシみたいな形なんです。

より詳細を見るべく、3DマウスのSpaceNavigator片手にGoogle Earthを起動した。
検索ボックスに「tarawa」を入力して、ぐるーーんと地球を回り、上空に到着する。
こうなると隈なく見れてしまうわけで。

なるほどなるほど、
海水は、木の陰が海底にはっきり見えるほど透き通っているんだな・・・
神秘的だな~
これでも人が住んでるんだな~
今度行ってみたいな
tarawaなんて聞いたことねーな、俺が最初に発見した日本人かもな
ここに写ってるおばさん、クリックしたら話せーかな
それできたら、つまり、おれ自身がGoogleEarthからクリックされるってことか?
それはそれでめんどくさい世の中だな・・

なんていつものように脱線しながら舞い戻って、
今度は普通にGoogle検索で「tarawa」を検索。するとトップがなんと。

「TARAWA;タラワの被害状況」

なになに?と見てみると、温暖化により島々が沈没寸前であると。
確かに写真をみると、家が海に沈んでいたり。
(日本軍が砲台立てて、俺が最初に発見した日本人でないこともついでに確認。)

「私たちにできること」

をクリックすると、

「今できることは私達個人の小さな気づかいで温室効果ガスの排出量を少なくすることです。
これは非常に簡単なことです。
もったいない!という言葉を常に心に持っているだけで実行できます。
・・具体的には、誰もいない部屋の電気は消しましょう。 ・・・」

あ!!


という。誰かに仕込まれたかのようなオチがあったのでびっくりしたのです。
さっそく部屋中の電気を消しました。

みなさんもGoogleマップかGoogleEarthで「tarawa」を検索してみては?

美しさと危うさと。

少し多くを考えさせられます。