2006年4月29日土曜日

富山

土日と家族で一泊二日の旅に出た。行き先は富山。出発時刻は土曜の未明2時すぎ。目的地をナビにセットすると、到着時刻はなんと昼過ぎだった。休憩なしにその時間はきつい。

当初兄が運転していたのだが、朝方から俺にバトンタッチとなった。それまで助手席で一睡もせずに我慢し続けたのだが、俺が運転を始めると全員が寝始めた。普段あまりスピードを出さない俺なのだが、目的地までの距離と睡眠欲を考えると飛ばさずにはいられずかっ飛ばした。

はじめてみた日本海。

父はビデオカメラを持ち、兄はデジカメを持っていた。俺もデジカメを手にしており、撮影側が多くなるという異例の違う事態だ。我が一族はみんなカメラ好きなのかもしれない。


ただただ広がる海だ。


そして海水は驚くほど透明だ。




康平だ。カメラを向けると斜に構え、ポーズを取るようになっていた。

この時期、海水はとても冷たい。

能登半島には能登島という島があった。両親は10年ほど前に来たようで、以前にこの橋はなかったと言っていた。
しかし、この橋、ほとんど滅多に車は通らず、実用性に欠けるものだった。架橋費はめっちゃ高いだろうに、一体どれだけの費用対効果があるというのだろうか。
やっぱりどっかの誰かががっつり儲けたんだろうか。

手漕ぎボート2時間1000円。安い!貸主のオヤジは商売根性ゼロ。他で運営している遊覧船を推してくる始末。押し売りはしないと言いはっていた。俺はそういうのが大好きだ。

写真は兄しか写っていないが、俺もかなり操縦したのだ。どっかのプロが操縦する大きく安全な遊覧船に乗るより、不安定でも意のまま動かせる手漕ぎボートのほうがよほど楽しい。


けっこう揺れた。






能登半島だ。

まだ桜が咲いていた。

分かりづらいと思うが、どこの家も瓦が真っ黒なのだ。

能登島から本州に掛かるもう一方の橋だ。

幼少の頃の夢で、橋を車で登っていくとその先が急になくなり、車もろとも海に転落するというのをよく見た。

この橋はその夢の風景とまったく同じだった。

そして上りきったところからまっさかさまに海に落ちていくんだ。慌てふためくのだが、なぜか海底までたどり着くとそこに我が家があって、「ただいまー」と帰るのがオチだった。

蚊。
最近のガソリンは異様に高いですな。

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