2008年12月19日金曜日

タクシーはパスモでは乗れない

今日は妖怪おっちょこちょいが何度か現れ、俺に悪さをした。

1.財布を忘れた

昼飯の時、気づいた。
ポケットに千円入っていたので、昼飯は食えた。
夕刻、客先で打ち合わせの予定があった。

「これは誰かにお金を借りるしかない」

と一瞬思ったが、数日前パスモに1万円チャージしたばかりだったので、借りずにすんだ。
職場にたどり着いている時点で、少なくともパスモは持っていた。

2.行き先の駅を間違えた

俺にとって、今日の客先への訪問は初だった。
ちょっと神奈川の奥地にある大学病院だった。
以前、そっちのほうに住んでいたので、その大学名のついた駅の存在を知っていた。
乗換えを調べ、その駅に向かった。
向かっている最中、わずかに不安を覚えた。
「本当にその大学名の入った駅でよかったんか?」
と。そこに大学病院がある確証はどこにもなかった。
長いこと揺られ、その○○大学前駅についた。
予定通り、打ち合わせ開始時刻17時の20分前に着いた。
職場を出る直前、「あそこは駅を出て4分のところにありますからね。」といわれていたので、
目の前にバーンと現れる光景を期待していた。
ところが、看板を見ても大学ばかりで、病院が見当たらない。
「これはひょっとするとここに大学病院はない?」
慌て気味で駅員に聞いてみた。

○○大学病院はこちらではなく、△△△駅にあります。
2駅手前だった。

打ち合わせ開始時刻の17時に△△△駅に着いた。

「病院は駅からどれくらいですか?バスはありますか?」

バスはあるけど、20分くらいと言っている。かー、間に合わない。一応バス停に向かったが、バスはもう暫く来そうにない。

3.金がないのにタクシーに乗った

慌ててタクシーに乗った。行き先を伝えた。その直後に思い出した。金を持っていないことを。そこで聞いてみた。

「あ、、ちょっと待って下さい。パスモって使えないですか?」
「え?なんですかそれ。」
「パスモです。」
「いや・・・」
「え、分かりません?あの、電車に乗るときのカードなんですけど。」
「いやーそれは使えないですよ。」

なんかこの運転手、電車のカードがタクシーで使えるわけないでしょ!!的な顔をしている。パスモの中身が電子マネーであることを分かっていない。
#この時点でタクシー会社によっては既にSUICAは使えた。

「参りました。今日ちょっと財布忘れちゃったんですよね。慌てて忘れたことを忘れて乗ってしまいました。なんか手はありますか?」
「クレジットカードはないんですか?」
「いや、財布がないんでないです。分かりました、降ります。」

すると

「もうメーター開始しちゃいましたよ。」

と740円を指差して抜かし出した。1cmも進んでいないのにこのバカが何を、と言い掛かったけど、会議も始まるし行くしかない。そこで

「行った先に、同僚がいるのでそこで払ってもらいます。申し訳ないですけど、今から連絡するので進んでもらえますか?」

と進行することに。走行中、上司に電話をし、病院のタクシー降り場に財布をもって来てもらうことにした。
到着すると上司が、笑いながら、

「この人、無賃乗車ですよ!!」

といった。運転手はノーリアクションだった。
この運転手は、パスモを知らないし、メーター押したから金払えと言い出すし、ジョークも通じないし、本当に頭が悪いな!と心の底から思ってしまった。

かくいう俺もおっちょこちょいの連続でした。何かが壊れてます。

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