2008年4月20日日曜日

今をサーフィン

学ぶことの本質は、宇宙の進もうとしている方向を見定めることにあると考えている。
そのためにも僕らは無知でいてはいけない気がする。

知ることで悪くなるという意見もあるが、
知ること自体が悪いとは思わない。

知らないことで価値観が大きく宇宙の進行方向からそらされている例を多く見ているからだ。


中国も然り。北朝鮮も然り。
いつかの日本もそうだ。


悪い空気は確かに吸わないほうがいいかもしれない。
けれど、悪い空気を吸わずにいることは、いつか必ず訪れるそのときをただひたすら先延ばし、
未来にそのつけを回しているだけに感じてしまう。

未来とはまさに僕らのことである。

目の前にあるものは真摯に受け止めなければならないと考える。
何か問題があったときに、問題を起こした人を責めるのは
問題を起こす側に加担しているに等しい。
気づかず問題を起こす側に回ってしまう可能性を含んでいるようにみえる。
世の中の問題は、みのもんたが次々と痛快に斬ってみせるほど簡単ではない。

今朝考えているのは、どうして中国がああまで自分のことを肯定できるか、だ。
「中国は良くない」と決め付ければ、その反動がいつか起こる。

だから僕らは知らなければならないんだと思う。
多くのことを。

そして、今この瞬間の自分の行動が何を意味するのか、何を目的としているのか、
よくよく考える必要があるんだと考える。

銀河や星雲やブラックホールがうねるように、
政治や経済、文化やアート、そして僕らの心もうねっている。
うねりはやがて引き潮や風を受けて波となるが、
どんなにきれいな波もエンドレスに続くことはない。
多分、そういうことなんだと思う。

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