2010年10月24日日曜日

整理解雇は間違い



日航 機長目前、悪夢の中へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101024-00000004-maip-soci

後一歩で機長になれた副操縦士が、整理解雇となったとのこと。

パイロットの年収は、副操縦士といえど一般サラリーマンと比べれば十分にいいだろう。
だから、突然の解雇により家計が成り立たなくなるということはないかもしれない。

が、イチかゼロ、来月からあなたはクビです、というのは間違いだと強く感じる。

#このクビ。やっぱ我々が世界最大の首狩族だった名残りか?

整理解雇は、その会社に正当な評価機能がないがゆえの産物だと考えている。
それまで働いていた人の能力が、翌月からゼロになることはない。

能力は、フェードイン、フェードアウトである。
野球選手のように、活躍できる年もあれば、そうでない年もある。

にも拘らず、日本ではどうも未だ実体にそぐわない年功序列が続いている。
大きな声では言えないが、自身働いている会社もそうなんだろう。
断言はしないでおこう。

しかし、若者と大差ない働きに対し、不相応な報酬を払ってしまったら、整理解雇の対象となるのは時間の問題である。
一般論。


情報網の発達により、グローバル化が勢いよく拡大している。
よいものはより短時間に発見され、関心、需要が集まってくる。
この辺、インターネットのなかった時代とは明らかに異なる。

あらゆるものがより短時間により実際的に反映される世の中になってきている。
実体を正しく評価できなければ、みんなが不幸になってしまう。

ということで、儒教がもたらした思想かなんかは、知らないが、

盲目に目上の人を敬い、従うことは、直ぐにやめる。
それから、みな、日々正しい評価を下す訓練をし、実践する。
自分が至らなければ、それを真摯に受け入れる。
至ったとしてもそれは殆ど偶然によるものなのだから、社会に還元することを忘れない。



簡単に言うと、正しいことをする、ということです。

厳しいか!?

でもそういうことだと思うんです。
突然首切りを宣告してくるような組織が嫌ならば、

その船を沈めたくないならば、評価の訓練&実践です。

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