2008年1月27日日曜日

人生で与えられた課題

とある児童養護施設に行ってきました。わけあって両親と一緒に生活できない子供たちが住んでいます。今日あってきたのは、その中でも小学生の彼ら20数名です。

子供たちは、想像以上に騒がしく、言葉遣いとかちょーきたねーし、肩車してるっていうのに、さらに別の子が一人二人とぶら下がってくるし、俺は俺でドロケーでも加減せず逃げまくるし、普通に遊んでしまいました。

しかし、肩車は本気できつかった。次から次へと。応えていたらきりがなく。。


いい加減疲れ果て、床に足を伸ばし、両腕を後ろについて一休みしていると、
どこからともなく子供が俺の上に座りにやってくるんです。
リラックスしてずっともたれかかってるんです。

もうさ、連れて帰ってしまおうかと思いました。
まじで生意気なんだけどかわいいの。


そんな感じの、接してみるとごくごく普通に見える彼らなんだけど、やっぱりハンデは負っています。

世間の"施設の子である"という目と、
また彼ら自身の感じているそういう思いと、
ある期間の教育、記憶がすっぽり抜けて、掛け算は出来るのに、足し算は出来ない、とかいうのと、
18を過ぎると、自分で生きていかなければならないってのと、
、、、

学校から帰っても、今日も明日も明後日も来週も来月もずっと親がいないって、どうなっちまうんだよな。
ほんとに。


人それぞれ、生まれながら人生で与えられた課題は違う。
そういう中で、いかに一つ一つ解決していくかなんだよな。

重要なのはこの人生を目一杯謳歌すること

彼らには是非、いじけないでほしいな。
自信満々に生きて欲しい。
この世界は、思い一つでどうにでも変わるんだから。




そういえば施設の人が、

「子供に何かしてあげているつもりで、実はそれと同じだけのものを子供たちから貰ってるんです。」

と言っていたけど、今まさにその通りだと感じています。

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