2006年11月26日日曜日

結婚式で歌う

ってやっぱ侮れない。

昨日、友人の結婚式で歌ってきたんだけど今回はどうにも選曲に時間がかかりすぎた。歌詞を見てこれこそ歌うべき歌だ!と思ったのが木曜日の夜中で。それまでもさんざん探してきたんだけどどれもこれもしっくりこなくてね。

乾杯とかありふれたやつは嫌だったし、名曲関白宣言は「今日から俺がお前の家~」とか歌わなければならないけど、新郎が新婦のマンションに住まわせてもらってる印象が強いし、いやみにしかならないし、直前まで歌うつもりだったYourSongも英語ってのがどうしても腑に落ちなかったんだよね。

しかしネットの有料配信といってもすべてがあるわけじゃないんだね。その曲、ピアノとかオルゴールのインストだけしか見つからず、結局、翌朝(結婚式前日)、仕事を抜け出してツタヤでレンタルすることになったのだ。

仕事中、隣のダウンローダーT橋くんにMP3変換をお願いすると、なんとめっちゃ親切なことにアルバムの全曲に正しい曲名を入力してくれたのだ。これだよなと思った。この何気ない親切心が世界中の人々の親切心血流のポンプになるんだよなと。

まあそういう親切心に依存してばかりの俺だが、192KbpsのMP3変換された曲を聞いてみた。

「おお、これならいけそうだ」

瞬間そう思った。日本語だし、結婚式向けの歌だし、歌詞の内容もほとんどOKだし(まあ、100点ではない。彼が作詞において、その納得いかなかった部分を妥協したことは俺も詩を書くのでよくわかる。)、オーケストラサウンドに近いアレンジでシンプルではなかったけど、俺、一応音楽やってるんで、耳コピというか、コード進行がすぐわかるからね。それに、中にはどうあがいてもアコギじゃ無理でしょって曲もあるんだけど、この曲は、そうじゃなかった。

帰宅後、察しをつけたコード進行をトライし、ベースラインを微調整し、ギター一本で盛り上がれるようにそれとなくアレンジし、自分の一番出しやすい音程を探り、なんとかその4分間にクライマックスを迎えられるよういろいろ模索した。練習時間は、合計2時間くらいかな。

しかし練習時に一度も通して成功していない曲を本番で歌うのはやや無理があったな。本番中、やっぱり間奏とエンディングでギター伴奏をどうまとめようか真剣に考えこんでしまったもの。そしてそれは間違いなく会場のみんなにも伝わっていたはずだ。自分の声を拾うマイクの音が大きすぎて、ギターの音は聞こえないし、サビでは振りかざしたストロークがマイクにぶつかるし、ああ見えて、歌いながらいろいろ調整して大変だったのよ~。

プログラムにたとえるなら、不測のパラメータが次から次へと入力され、アベンド(Abnormal End = 異常終了)しかかったけど、臨機応変メソッドを定義してそれを回避し続けた・・。こういうことかな。うまくないな。

それでも堂々と歌っていたようで、そこは感心されました。さすが俺だ。

 

っちゅーことで、パソコンの乗り換えがようやく完了しつつある。今日はX60での初めてのHP更新だ。DreamWeaverも実に軽いよ。

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