2009年3月10日火曜日

政治はアナログすぎる

今の政治、経済はアナログだからどんなこともできてしまう。そもそもやっちゃいけないことができてしまう仕組みが問題で、できない仕組みにすることもテクノロジーの応用などで可能と感じる。
現状あまりにアナログなので「知らない」「記憶にない」とかいう人間じみた言い訳もついつい言いたくなってしまうんだろう。

合法な献金のみ受け入れる、という仕組みにすることも十分できる。俺ですらいくつものやり方が思いつくが、それが何一つ実現されていないのは実現されては困る政治家がたくさんいるからなんじゃないだろうか。


それにしても自民党の発言はいちいち胡散臭い。いちいち言うべきことをなにかのフィルタにより歪めている。西松建設の件に関しても、彼らは、率直に小沢一郎を攻めることができない。なぜなら、自民党内に同様の人間が多数いるからである。さらに西松建設からの献金の総額は自民党の方が多い。すると自らを守るために黙る。都合のよいことだけを言う。自民党はそういうことだらけである。

多くの癒着を抱えている彼らの口からはほとんど率直な言葉は出てこない。

時折、ついて出る率直な言葉は失言だったりする。自民党は旧時代の人ばかりなので、時代の空気を読めない。なぜ空気を読めないか。単純に「老人とはそういうものである」という片付け方もあるだろうが、情報量の不足が指摘できるんじゃないかと推測される。旧時代の人は現代のようにインターネットもなく、明らかに情報の少ない環境で育ち、人格形成している。当然、情報が少なければ普遍的な正義は導き出せない。よって人格も少しずつ曲がる。そういうもんだ。

安部、福田と中途半端な総理が続いた後の切り札が、口の曲がった現総理である。誰だっけ。忘れた。日本は本当によくない。

こんな腐れ政治を作り出しているのは、ほかでもない僕らである。そういう自覚が国民全体に希薄な気がする。政治は日本人のまさに象徴である。

無関心でも、適当にほどよくものごとが動いていた時代はもう終わっている。気づく必要があると思うんだ。

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