2005年11月28日月曜日

俺は泣いていない

昨日、康平(兄の子)の所属する早稲田ラグビースクールに行ってきた。まあ、ラグビーと言ってもこんな感じで、


大人のそれとはほど遠いのだけど、敵も同じサイズの子供なので、つい真剣に見入ってしまった。

試合中、年少の彼らは(康平もそう)、年中、年長には到底太刀打ちできないことに気付き、明らかに戦意を失い、次から次へと傍観者となっていった。それでも康平はわりと頑張っているように見えた。試合後の彼のコメントには少しの自信が溢れていて、

「今日はこーくん泣かなかったよ。」

と胸を張った。ずっこけそうだった。トライをとるよりも、タックルで相手を止めるよりも、まずは泣かなかったことに意義があったのだ。

なるほど。よくやったぞこぶへい。


子供の練習が終わると、にわかに大人のタッチラグビーの時間が始まった。俺は、高校の時、ラグビーをやっていたから、さすがにお父さんたち相手に負けることはないだろうと思っていた。が、始まると体が動かないのなんの。まっさきに息があがるわ、全力疾走の方法をすっかり忘れてるわでそれはもう散々だった。

しかし、後から聞いたら、中に元日本代表もいたようだ。
どおりで。
みんなスパイクはいてたし。スニーカーに私服の俺が参加してよかったのかなって今さら自問。

とはいえ、すぐに背中の筋が痛くなってね、一段楽したところでやめました。
その選択はある意味正解だったのかもしれない。
その後、一人がうずくまり担架で運ばれたのだ。
どうやらアキレス腱を切ったようで。ご愁傷様。

午後、早稲田大学対明治大学のジュニア戦、
んー、つまり二軍戦みたいなのがあった。
たまたま今度の日曜日に同一カードの対抗戦(一軍戦)があり、その前哨戦として盛り上がっていたようだ。

意外に観客が多かった。

さらに、なんと、スポーツ新聞にちゃんと取り上げられていた。

驚いた。
しかも、写真は康平とマブダチかもしれない寺選手のトライシーン。

帰り際、ぼけーっとタバコを吸っていたら兄が激しく呼ぶので行ってみたら、康平、五郎丸くんに取ったばかりの木の実をあげていた。ちゃんとお礼を言って貰ってる五郎丸くんは立派だった。俺の日記を読むみんなは知らないだろうけど、五郎ちゃんすごいんだ。

今度の日曜日、14時キックオフですね。NHK総合でみるといいかもしれない。

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