2006年10月5日木曜日

相対性理論

多分、何もかも相対的ということ。光を除いては。

我が家から北の方向にある百合ヶ丘駅までかっとばして9分で着いたとしても、ひょっとしたらものすごい勢いで南方向に進んでいるかもしれないっちゅ妙なことに最近気づいた。

考えてみれば確かに僕らの住んでいる地球は自転をしていてだ、公転もしているし、太陽系自体も銀河系から離れていってるわけだ。さらに今のところ宇宙そのものが膨張していることになっている。

そんな状況下で自分の北に向かう速度をどう表現することができるというのか。

ことの善悪の判断にも同じことが言えるんじゃないか。

一つ外側の視点でものを考えられるようになると、それまでの思想はあっという間に覆される。

どこにとどまって正義と主張するか。

要はそれだけのこと。

とか言ったらはかな過ぎるけど、僕らは人類の一員として心地よく生きるために、今日もまた一つ別の視点の存在に気づき、過去の自分に別れを告げようとする。この繰り返しが新しい価値観を創り出し、新しい未来の礎となるんだと考える。

「人は知らないものに優しくできない」

by 倫理学の小原信先生

確かに確かだ。

 

北って。

「しかしそもそも北って何よ。」

とか問われたら面倒なので

「自分の胸に手を当てて考えてごらん。」

と多分俺は答えるよ。

ここに過去と現在と未来の北極星が紹介されているのでよかったら。

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