2006年10月14日土曜日

へい!

めちゃめちゃ歌の上手い君にもったいないと言われると、本当にもったいない気がしてくる。

そうだな。

しかし、プロのシンガーってある程度の地位を築くまでは金を稼ぐことが目的になるわけだろ?カウントダウンTVとか見てると反吐が出そうになる。俺はああいうの完全に拒絶だからな。

そう、ギャラガー兄弟のように音楽がやれたらよかったと思うことはたまにある。ノエル(兄)が作曲兼調整役で、リアム(弟)は歌うのみで好き放題やってる。ライブの途中ですねて歌わなくなるのも彼なら許される。ボロクソ言われようと、できるならリアムの役回りがなんとも理想形だ。

思えば我が家も俺なんかより兄のほうが余程真面目に音楽をやっていた。兄は小中高とブラスバンドでトロンボーンやホルンを操っていたし、たしか中学時代はプロの奏者になるだとか抜かして親を困らせてたし、高校時代はなんちゃらフィルハーモニーの奏者のレッスンを受けていたはずだ。実際兄は鍵盤もギターも少なくとも俺よりも上手だったし、歌も音楽の先生に学校で一番上手いとべた褒めされたらしい。

俺は音楽部に所属したこと一度もないんだよな。

あいにく兄とは「光と陰」とM生さんに揶揄されたほど見た目も中身も似ておらず、

#陰は俺

音楽の感性もまた兄のそれを理解し難いし、なぜなら兄は、いつでも口だけパクパク動かして生意気なことを言ってそうな東大上がりの、蹴っ飛ばしたら吹っ飛んでいきそうなもやしっ子の、クラシックのみが正しい音楽だと勘違いしている指揮者の親戚であるシンガーを好んでるくらいなんでな。

なんでな?

良い悪いではない。ただ同じ音楽ができないってこと。同じ親から生まれたのに不思議なもんさ。

しかし崇高なジョンに比べ、ポールはどうなってんだろうか。

P・マッカートニー、自身の名前の商標登録を申請

限られたリソースを奪い合うのは俗人のすることだ。賢者は心の奥に広がった不可侵な広大な世界に気づくはずだ。

 

なんにせよ、自分の意思ではなく、みんなの沸々と自然と湧き出る思いで担ぎ上げられた時、それは成功するんだと考える。

by 小唄 ギャラガー

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