2005年12月5日月曜日

インファナル・アフェア

この映画評判です。最近流行の謎掛け系だ。

巧妙なスパイ同士の駆け引きで、ついその世界へと引き込まれてしまう。このストーリー、十分な洞察力と集中力がないとついていけない。

一人で見て、一発ですべてを理解できたら、かなり優秀と思っていい。もとい。俺よりは優秀と思っていい。国語が苦手な俺にはわからなかった。風邪薬のせいもあったと思うが、5分に一度くらい睡魔に襲われていたので、分からないところがありすぎた。致命的な誤認を後で気付き、頭の中で物語を組み立てなおす作業を何度も行なった。

なるほど。ひょっとしたら、見ているものにもそれと確定できる情報をわざと与えていないのかもしれない。つまり、不明瞭な状態を意図的に作り出し、後からその謎解きの鍵をさり気なく提示するという演出なんだろう。

みなさんも試してはいかが?


ところで、俺の人生は実にドラマチックだ。

と勝手に思っている。しかし、人生のドラマは、たった一人の頭の中で作られた小説とは違い、必ずしもハッピーエンドにはならない。登場人物の思惑が上手いこと融合しないと時に腑に落ちない結末を迎えてしまう。まあ、スカッとしたエンディングが保障されていないからこそ、我々は努力するのであり、人生が怠惰にならないとも言えるだろう。
みんなユージュアルサスペクツのカイザーソゼに驚いたと思うけど、ああいう人、この世に実在する。見事なまでの嘘をつく人。びっくりだ。

ところで一人暮らしでカレーはやっぱりよくない。来る日も来る日もカレーだ。

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