2006年6月23日金曜日

ナイトメア

そこにいる何者かの何かによって140歳の寿命を70歳に縮められた瞬間、恐怖のあまり覚めた。心臓がバクバクいい、汗がにじみ出ている。
でも、70歳ならまあいいか。まだ倍以上生きられるし。
直後、秋田で殺害された子、長男の放火で焼死した子、昨日川に流された子のことが脳裏をよぎった。詳しくは思い出せないが彼らを思うと心臓のバクバクがさらにひどくなった。
夢か現か区別がつかない状態が暫く続いた。
時計を見ると5時半だった。4時にかけたはずの目覚ましは二個ともとまっていた。
窓の外は薄明るい。慌てて、ビデオ、アンプ、プロジェクタの電源を入れた。プロジェクタの映像はウォームアップに時間がかかった。静けさの中、スピーカーから聞こえる音を頼りにチャンネルを探した。そしてすぐにそれと分かる実況音が聞こえてきた。
「日本、先取点を取りましたが、前半終了間際に追いつかれ、現在は1−3!!後半もあと残すところ・・・」
寝ぼけまなこのまま、すべての電源をすぐさま切った。
そして、また眠りに落ちた。
結局、ブラジル戦は1−4でもう一人のS君の勝ちだった。なんでもそのS君は他でも1−4ブラジル勝利を賭けていたらしい。

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